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「王文強の変面の世界」開催報告

12月20日-22日 @銀座博品館劇場で開催

「王文強の変面の世界」が無事に終幕いたしました。

 

ご来場の皆様、ご支援いただいた皆様、誠にありがとうございました!

 

 

今回の公演は、王文強が「中国伝統芸能:変面」の魅力や新しい可能性を追い求めた三部作。

 

①第一部:「変面Show Upショー」

伝統的な変面の要素を残しつつも、通常の伝統的なお面とは一味変わった親しみやすいお面を加え、物語性のある新しい振り付けも登場。(後半振付:清光みゆき)

最後には笑いの起こるようなコミカルなショーとなりました。

古典を大切にしながらも、現代に活かす取り組みに挑戦したShow upショーになりました。

 

(お客様のコメント)※一部抜粋

「まさかあの曲が?!と展開にビックリしました。」

「古典は古典で素晴らしいけど、今の人でも親しみやすいユニークなショーも加わっていて面白かった」

 

②第二部:映像作品「東京の現代風景と変面」

王文強が「舞台上の外でも変面を身近に感じてもらえる取り組みができないか」という視点で、

風景写真家の峰脇英樹氏と一緒に、東京の街中で変面との親和性を求めた写真を撮り続けてきたものを作品化したもの。

 

(お客様のコメント)※一部抜粋

「違和感なくマッチしているのが不思議でした。」

「普段住んでいる東京の街の美しさや魅力を、変面との映像を通して改めて感じた」

 

 

③第三部:変面一人芝居「マスク氏の冒険」

今回のメイン作品である一人芝居は、元日本大学芸術学部教授:戸田 宗宏先生の企画のもと、仮面劇を多く扱う演出家の加藤直先生による脚本・演出で、「変面×仮面」をテーマに構成された芝居作品です。

異邦人の仮面売り「マスク氏」が、都会の夜で仮面を売り歩きながら、人間の多面性や「自分の本当の顔は何か」を求め続ける物語。

 

・不可能と思われた、「お面をつけた状態で台詞を話すこと」

・古典的な型から抜け出し、現代劇の自然動作の中で変面を取り入れる技術

・衣装の刷新やお面・衣装の製作

 

など、多くの挑戦を行い、「変面を現代劇に取り入れた一人芝居」という世界に類を見ない試みとなり、観客からは大きな反響を頂きました!

 

(お客様のコメント)※一部抜粋

「新しい演劇のジャンル、大変刺激的でした。」

「パーカッション(生演奏)とのマッチ素晴らしかった。今後の展開に期待します。」

「変面が見事に演劇に融合していた。仮面という物語のテーマも、自分の本当の顔を考えさせられた。」

 

 

公演中(計4ステージ)、多くのお客様にご鑑賞いただき、感謝しております。

 

 

皆様の沢山の感想・貴重なコメントを元に、

今後も「変面」使った表現の幅を広げ、皆様に更にお楽しみいただけるよう精進して参ります。

 

今後の活動にご期待ください!