1《紫色的垂穗》(紫色の垂れ穂)

用紙:アルシュ 300g 细目水彩紙

サイズ: 38×56.5cm

誰でも紫藤の花の横を通り過ぎる時、思わず立ち止まり、その淡くも深い「紫色の滝」に魅了された経験があるでしょう。藤の花は4-5月に見頃になり、

 

木は育ち、根は深く力強く、まるで高貴な老人が春の最後の賛美歌を唱えているようです。この時、鳥は密集した葉の間を行き来し、夏の季節の第一章が始まります。

 

作者:潘袁袁

1991年中国安徽省馬鞍山市生まれ。

安徽省水彩画家協会会員。現在は小学校で美術教師を務める。 

 

幼い頃から自宅で絵の創作を行う父の影響を受け、自身も絵を描くに情熱を注ぐ。2006年に馬鞍山師範高等専門学校に入学、花鳥科を専攻し、中国伝統密画(工笔画)を一から学ぶ。2013年安徽師範大学で更に研究を重ねる。偶然にも水彩画の手法に触れる機会があり、密画との共通点も多くあることを発見し、この二者を融合させた創作を試みる。伝統密画の技法を水彩用紙で表現し、清らかさと淡いタッチの融合、華やかな重厚さを兼ね揃えた作品は、自身独自の芸術性を体現している。

¥30,000

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